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ブックマークして使うブラウザツール
WEB担当者フォーラムの無料測定ツール
速度をサクッと測定できるブックマークレット「Web担当者Forum版 ページ速度分析ツール」は、GoogleChromeなどのブラウザで、次のURLをブックマークに設定し、測定したいページを開いてから設定したブックマークをクリックして開こうとすると測定することができます。
javascript:(function(){ var d=document; var s=d.createElement('scr'+'ipt'); s.charset='UTF-8'; s.language='javascr'+'ipt'; s.type='text/javascr'+'ipt'; s.src='//web-tan.forum.impressrd.jp/tools/pagespeedtiming/pagesppedtiming.js?t='+(new Date()).getTime(); d.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })();
最初は何でも良いのでページをブックマークし、その後、ブックマークの編集から上のコードをそのままコピペしてブックマークのURLに貼り付けて保存します。
こうするとブックマークを開く感覚で好きなページの速度を少し細かく測定することができます。ページが完全に読み込まれてからでないと動作しないので、やたら表示が遅いサイトを測定する際はストレスになりますが、サーバーからの応答の状況なども細かく把握できて便利です。
サーバーとのやり取りの処理を細かく見れる
このブックマークレットでは、DNS処理、Webサーバーの接続受付(SSL)や準備にかかっている時間などアクセスするのにかかったブラウザが残している記録を元に測定してくれます。
何ミリ秒で表示しているかも表示されるため、この数字が少しでも少ないほうが理想的です。これはそのブラウザを使用して得ている速度なので、ページを2回開いてからキャッシュなどができている状態で見ると、また結果が変わる可能性があります。
最初の1回目のアクセスでのページ表示速度の遅さを確認できて、リクエスト応答のどこが重いのか把握して対処できます。
たいてい項目「ブラウザの処理(画像読み込みやスクリプト実行込み)」domLoading ~ loadEventEndというブラウザが情報をサーバーから受け取ってHTMLやCSSを使って表示するのにかかっている部分が大きい数値を叩き出します。
これはJavascriptなどをCDNに頼る工夫などで少し改善でき、CSSやHTML圧縮でさらに読み込みは改善できるでしょう。この機能の便利な点はリダイレクトがあって、今見ているページがそのまま表示されているのか、いくつかリダイレクトを挟んでいるのか把握しやすいというメリットがあります。
サーバーが重いのかどうかを判定しやすい
このブックマークレットを使用して測定した際に、サーバーでの接続受付やrequestStart ~ responseStartに当たる部分が長い場合は、サーバーが重いと判断できます。
これはサーバーがリクエストに対して返事を返すのに時間がかかっている状態で、反応が早くても、サーバーから情報を発し終えるまでに時間が長くかかる場合も当然表示速度が遅くなります。
最初の反応の遅さだけでなく、反応してからすべての情報を出し切るまでにかかる時間が長いと、サーバーが重いことを意味し、サーバーのプランをグレードアップするか、サーバーの引っ越しをするしかありません。
重さの原因は読み込み後の処理やサーバーの応答速度

ページを構築するのに時間がかかることもある
サーバーの応答が十分早くてもブラウザのバージョンや種類、ブラウザに入っているセキュリティソフトや拡張機能のせいでページの構築に時間がかかってしまうことがあります。
また、きれいにページを表示するためにJavascriptなどを許可していると無駄に重くなってしまうので、GoogleChromeでは読み込みが遅すぎるサイトはJavascriptをOFF・無効化しておくと余計な読み込みが無くなってテキストだけはサクッと読めるようになります。
こうした場合にはブラウザを最新のものにしつつ、パソコンそのものを新しくするだけで改善されることが多いです。
パソコンの処理力によっても少し左右されることがありますので、古いパソコンを使っている場合は、お金に余裕ができたら早めに最新のパソコンと最新のブラウザに変えて速度を判定しましょう。
サーバーの応答が遅いと致命的|サーバー移行へ
サーバーの返事が遅すぎる場合にはサーバー移行しか方法はありません。そのままの遅い速度でなんとかするのであれば、それでも良いですが、表示速度が遅いと読者は離れやすくなり、SEOではインデックス順位が下がりやすくなります。
サーバーの応答速度が遅すぎる場合はユーザーもサイト管理者でもどうしようもないので、サーバーを移行しましょう。
受け取る情報を減らすにはサイト構成を変えるべきかも
色々工夫しても読み込みが遅い場合にはそのブログやウェブサイトの構成そのものを変更すべきかもしれません。
色々なプラグインを一つの記事に導入して、見やすくオシャレにしていても、読み込むために無駄に時間が掛かるような場合にはテーマの変更、無料でも十分な早さが出るLuxeritasなどを選び、プラグインをがっつり減らして運用できるようにすると良いでしょう。
また、サーバーを選ぶ時にもサイトの成長に合わせてプランを簡単にアップグレードできるようにエックスサーバーの上位プランへの移行も簡単なX10以上のものを選ぶと無難です。
サーバー移行のたびにサイトドメインを移行していると、トラブルを起こしてページが表示できないタイミングができてしまうかもしれません。できるだけ上位互換ができるサーバーを活用して、サイト運営すれば余計な細かい心配はしなくて済むようになるでしょう。
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