SSL対応可能なレンタルサーバー徹底比較!その他比較ポイントも解説

SSL対応可能なレンタルサーバー徹底比較!その他比較ポイントも解説

これからレンタルサーバーを借りるのであれば、SEO施策として、SSL対応は必須と言える状況です。

2014年以降、Googleが常時SSL化しているかで検索順位に決める要素にすると発表しました。その結果、Webサイトは急速にSSL化が進みました。

今やWebサイトはSSL化することが当たり前といえる状況のなか、SSL化に対応していないレンタルサーバーは、あまり利用する意味がありません。

そこで、本記事では、SSL化が可能なレンタルサーバーを比較し、おすすめポイントを紹介していきます。

目次

SSLは当たり前。SSL以外のサービスが比較のポイント

SSL化とは、サイトを暗号化し、セキュリティを向上させることです。SSL 化されたサイトのURLはhttps~から始まります。

現在では、常時SSL化が当たり前の状況となっており、SSL化以外にどんなサービスがあるのかが評価のポイントとなります。そこで、レンタルサーバーを選ぶポイントを3点、紹介いたします。

サーバーのレスポンス

サーバーのレスポンスは、ユーザーの観点からも、SEOの観点からも非常に重要なポイントです。

サーバーのレスポンスが遅いサイトやよく落ちるサイトは、ユーザーから敬遠されてしまい、評価が低くなりがちです。

サーバーレスポンスを評価するにあたっては、高速化と安定性の2つの視点から判断すると良いでしょう。

まずはサーバーの高速化です。アクセスしてからWebサイトが表示されるまでの時間が早い方と評価が高いです。

高速化は、レンタルサーバーが利用しているWebサーバーアプリと、ハードウェア(HDDなど)で決まります。

WebサーバーソフトウェアとしてはApacheやIIS、Nginx、LiteSpeedなどが挙げられますが、その中でもレスポンス速度では「LiteSpeed」には歩があります。

「LiteSpeed」を導入するレンタルサーバーは、レスポンスでは優位と見て良いです。

次に、ハードウェアですが、主にチェックするのは記憶媒体です。記憶媒体にHDDを使っているか、SSDを使っているかで速度が変わります。

HDDよりもSSDの方が格段に早いので、SSDを利用しているレンタルサーバーはレスポンスが良いと判断できます。

サーバーの安定性はサーバーが落ちづらいのかという事です。安定性は、サーバーのスペックがサーバーのアクセス数に対して充分なスペックなのかが判断ポイントです。

ほとんどのレンタルサーバーでは、契約するプランによってサーバーのスペックが変わります。月額料金が高いプランの方が、一般的にはサーバーのスペックが高い傾向にあります。

サポート

ユーザーサポートも、重要なポイントです。例えば、ある日突然Webサイトが表示されなくなったとき、迅速に対応してもらえるかという点はとても重要です。

サーバーが落ちた時というのは、その時間はアクセス数が見込めないということであり、どれだけ早く復旧するかが求められます。

レンタルサーバーは一般的にはメールサポートが多いのですが、メールサポートは回答まで時間がかかります。その点、電話やチャットサポートなどはその場で回答してくれるため、とても安心です。

価格


価格については安くともサービスの質が悪いのであれば、レンタルサーバーとして使い物にならず、金額が高くてもサーバーが安定していれば良いのかと言われたら、ランニングコストが高くなります。

月額料金に対するコストパフォーマンスが良いのかで判断します。

おすすめのSSL可能なレンタルサーバー

これからは、3つのポイントを中心に、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。

ロリポップ!レンタルサーバー

ロリポップ
ロリポップ!レンタルサーバーの売りは、「低価格」で「簡単に利用」できるということです。SSL化については、独自ドメインを取得しているのであれば、どのプランでも利用可能です。

ロリポップ!では、月額100円ととても安価で利用できるエコノミープランから、企業向けにも耐えうるエンタープライズプランまで、5種類の料金プランを揃えています。

月額100円のエコノミープランは魅力的ですが、機能面ではやはり見劣りがします。

特に「WordPress」が利用できない点が非常に痛いです。WordPressが使いたいのであれば、「ライトプラン」(月額300円/月)以上のプランに契約する必要があります。

次に、サポート面を確認してみると、電話サポート、チャットサポート、メールサポートなどが利用できます。

チャットサポートとメールサポートはどのプランを契約しても可能ですが、電話サポートは「スタンダード」(月額600円/月)プラン以上のみです。

サーバーレスポンスですが、高速アクセスでは必須の「LiteSpeed」及び「SSD」に対応しているプランは「ハイスピード」(1,200円/月)プラン以上で利用できます。

そのため、ロリポップ!レンタルサーバーを契約するのであれば、「ハイスピード」以上がおすすめです。

エックスサーバー

エックスサーバー
エックスサーバーも老舗のサーバーです。エックスサーバーは安定性がウリのサーバーで、サーバーの稼働率が99.9%以上と、ほぼ落ちることがないサーバーです。

サポートは電話サポート、メールサポートの2つが利用できるようになっています。急ぎの時は電話サポートを利用し、通常の問い合わせはメールサポートで対応します。

料金プランは3種類あります。X10、X20、X30と3種類あり、一番低いグレードのX10プランは、月額1,200円から利用可能です。

プランの違いはHDDの容量と、データベースで使えるMySQLの利用数が違うだけです。

サーバーのレスポンスですが、どのプランを契約してもSSDの利用が可能ですが、Webサーバーアプリは残念ながら「Nginx」なので、「LiteSpeed」ほどの速さは期待出来ません。

エックスサーバーは、全体的には安定しているのですが、最も安価なプランでも月額1,200円と、個人用のサーバーとしてはオーバースペック気味のサーバーですが、安定性は抜群です。

WADAXレンタルサーバー

WADAX
WADAXレンタルサーバーは、サポート体制とセキュリティがウリのレンタルサーバーで、主に企業に人気です。

サポート体制は電話サポートとメールサポートですが、電話サポートは土日、祝日、正月なども休みなく、365日利用可能です。

セキュリティに関しては、障害情報を一般公開しています。他のレンタルサーバーでは、障害情報を公開していることは少ないため、情報公開しているという点でおすすめです。

反面、WebサーバーアプリはApacheという古いサーバーアプリを利用しています。WADAXサーバーの特徴でもあるセキュリティを考えると良い選択肢ですが、レスポンスという点では他のWebサーバーアプリよりも遅くなります。

WADAXレンタルサーバーは、サーバーレスポンスよりも「安定性」の面でおすすめのレンタルサーバーです。

JETBOYサーバー

ジェットボーイ
JETBOYサーバーは、サーバーレスポンスと価格に優位性があるレンタルサーバーです。

料金プランは6つから選べるようになっており、月290円のミニSSD(290円/月)から、ビジネスプロSSD(7,580円/月)までと、幅広いニーズに対応しています。

JETBOYサーバーの一番のおすすめポイントは、最も安価なプランのミニSSD(290円/月)のプランでも、「LiteSpeed」と「SSD」が利用できるという点です。

これらの2つを低価格で実現しているサーバーに、ロリポップ!がありますが、LiteSpeedとSSDが使えるプランは、1,000円/月のハイスピードプラン以上に限られます。

また、プランのアップグレードが即日で可能です。アクセス数が増えた時にはすぐにアップグレードできるので、低いプランで契約しても問題ありません。

JETBOYサーバーは、低価格でコストパフォーマンスに優れたサーバーです。

結局どこがおすすめ?

SSL化できるレンタルサーバーを4つ挙げましたが、その中でも最もおすすめは、JETBOYサーバーです。ポイントは次の3点です。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • プランのアップグレードが即日対応
  • 「LiteSpeed」と「SSD」でレスポンスが良い

昨今のSEO施策で最も求められている要件としては、サーバーのレスポンスが非常に重要度を増しています

JETBOYサーバーは、このレスポンスの速度で高い優位性を誇ります。

アクセス数が増えたタイミングでプランのアップグレードも可能なので、安定性という点でも問題ありません。

JETBOYサーバーは、「LiteSpeed」と「SSD」の2つの条件を満たしつつ、290円/月という低価格を実現しているので、その優れたコストパフォーマンス性が伝わるでしょう。

これからWebサイトを立ち上げたいという方は、JETBOYサーバーは非常におすすめのサーバーと言えるでしょう。

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