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個人情報保護方針やGDPR設定できてる?
ワードプレスでサイトを作って、たくさんの人に来てもらうためには、そのサイトがいかに安全なサイトであるかということを、一目で理解してもらうことはとても重要です。
インターネットが当たり前になり、個人でのサイト作成が容易な今になったからこそ、サイトの信頼性のわかりやすさは、安定した集客に繋がります。
悪徳サイトが多いというのも事実で、悪事は基本的に「知らない間」に起こっている時代なので、疑われる前にまず信用を得られなくてはなりません。
基本的にサイトの信頼とは「個人情報をどう扱っているのか」という点に集約されます。
現在はサイトに訪れるだけで、訪れた人のある程度の個人的情報が取得出来てしまいます。
その利用によってターゲティング広告が可能になるなど、目的に応じたサイトに出来てしまうのですが、個人の情報を利用している点は知っておかなければなりません。
それでは、個人情報を正しく安全に利用していることを利用者に知ってもらうには、どうすべきでしょうか。順を追って確認していきましょう。
EUのユーザー向けにはGDPRの通知が必須
西洋では、個人情報の保護という点においては、非常に先進的です。
EU圏内ではGDPR(=General Date Protection Regulation:EU一般データ保護規則)という法律が定められ、EU圏内に住んでいる人たちの情報は保護されています。
EU圏内からサイトにアクセスすることも十分に考えられ、私たちが彼らの情報を取得することも、当然想定されます。
そうした場合にもGDPRにのっとり、彼らの情報はしっかりと保護されている事を知らせなければなりません。
ワードプレスにはプライバシーポリシー作成のページがあるので、それを利用してGDPRに基づいたページを作成しておきましょう。
プライバシーポリシーはまともなサイトの証
プライバシーポリシーは利用側であれば、当たり前にあると思っていますが、サイト作成者には意外に忘れられがちです。
この利用者側の立場というのが非常に大切で、日頃、他社のサイトを訪問する際に、「プライバシーポリシー」のページがあることを前提に閲覧している場合が多く、仮にあったとしてもそのページを訪問することは多くありません。
だからこそ、プライバシーポリシーのページがないと、利用者は違和感を生じてしまいます。
あって当たり前、だからこそ無い場合の不信感が倍増してしまうのです。
まともなサイトと一目で理解してもらうためにも、プライバシーポリシーは絶対に記載しておきたいものです。
サイト規約は読者も管理者も守ってくれる
プライバシーポリシーを定め、規約を確かなものにしておくと、万が一の時のトラブルの際に信頼が守られるようになります。
個人情報の利用目的を提示しておくことで、サイトの安全性が確保され、万が一読者が個人情報を削除して欲しい、あるいは提供して欲しいと申し出たときにも、素早い対応ができることになります。
トラブルになる前に解決となることも多いので、結果として自分、そして読者を守ることに繋がるのです。
責任の所在や責任がないことを書かないといけない
個人情報を保護することはとても大切ですが、どこまで守り、どこまでが免責となるのかを明確にしておかなければなりません。
あれもこれも自分の責任だと考えてしまうと、余計なトラブルを招いてしまいます。違うものは違う、と明確に言い切れるだけの知識は身に着けておきましょう。
リンク先の安全性まで保証はできない
まずはリンク先のサイトについてですが、そのサイトの安全性まで、自身が責任を負う必要はありません。サイトの責任はあくまでそのサイトの管理者にあります。
ただし読者に対して、他のサイトを紹介する最低限の責任はあるので、あまりに管理体制の低いと感じられるようなサイトの紹介は、避けるべきです。
安全だと思っているサイトでも、「リンク先での情報保護は自己責任」という注意書きくらいはしておいてもよいでしょう。
被リンク元のサイトの質や安全性まで保証はできない
自身のサイトをリンクしてくれているサイトに関しても、同じことが言えます。
リンクして紹介してくれることは非常に有難く、サイトの信頼性向上にもつながるのですが、あくまで自分とは関係のないサイトです。
仮に被リンク元が悪徳サイトであれば、リンク解除を申請するなどして、信頼性の確保に努める必要もあるでしょう。
しかし読者の行動の末のトラブルまで責任を負う必要がないことは、理解しておかなければなりません。
個人情報の守り方についての記載も大切
これらのように、自身のサイト以外で自分のサイトの読者がトラブルになることは大いに考えられます。
そのときに自身も巻き込まれないようにするためには、個人情報の守り方、責任について、しっかり記載しておき、事前に知らせておくことが最も効果的です。
プライバシーポリシーはしっかり出来ていればいるほど、トラブルに巻き込まれないため、また巻き込まれたときに被害を最小限に抑えられるため、絶対に対策はしておくべきです。
万が一、サイトを継続できないトラブルになった場合には、それまでの努力が台無しになってしまうので、していない人はすぐに対策するようにしてくださいね。
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