月間PVと要求スペック対応表|速度維持のためのサーバー移行の目安

月間PVと要求スペック対応表|速度維持のためのサーバー移行の目安

WordPressのPV数とサーバーの要求スペックまとめ

同時アクセス数1~|RAM30MB~

WordPressは多くの人が想像しているよりも処理に容量が必要です。1ページ表示するのにだいたい20MB~30MBくらいのRAM処理力が必要で、キャッシュなどを使用していなければさらにサーバーの負担は重くなります。

近年はサーバーキャッシュ、ブラウザキャッシュなどがあるため、そこまでひどく重くなることはないですが、1ページ処理するのにかかる時間は大きいため、あまりにも多くの変更を加えながら記事を公開しているとサーバーが重くなってしまいます。

写真やShortcode Ultimatesのようなプラグインの機能を記事内に多く入れているとそれだけ処理はもっさりしてしまい、キャッシュなど高速表示化の工夫をしないと読者は不便に感じてしまいます。

同時アクセス数が増えるほどキャッシュやCDNの働きで負荷を抑えられますが、工夫が不足しているとサーバーがもろに影響を受けるため注意が必要です。何の対策もしていないまま、同時アクセス数が増えて、Wordpressの表示が重くなってしまうのは当たり前のことです。

同時アクセス数100~|RAM300MB~

一般的なブロガーは、同時アクセス数があっても10~100ほどで、瞬間風速で言えば同時アクセス数20~30を維持するくらいになっているとだいぶ軌道に乗ってきていると言って良いでしょう。

この同時アクセス数を維持できている場合は、そろそろサイトの高速化やサーバーの設定見直しをしないと、サイト管理者の知らない所で読者はページの表示速度の重さにストレスを感じている可能性がありますので、機会損失につながります。

同時アクセス数が100までの段階ではRAMでいえば300MBほどは必要になりますが、キャッシュやCDNを工夫して使ってあげれば半分以下の処理力で十分高速表示ができます

この場合の高速表示はWordpressそのものの動きを早くするのではなく、読者にとっての表示速度が体感で十分早いかどうかがポイントになります。

サイト管理者は自身のサイトで、キャッシュもブラウザキャッシュもあるので表示は早いですが、はじめて訪問するユーザーの感覚で表示速度の実測値を考えて高速化していく必要があります。

同時アクセス数10000~|RAM30GB~

ほとんどの場合、同時アクセス数が1万を超える程になることはないですが、大規模なサイトや一気に大勢が押しかけるようなチケット販売サイト、映画やドラマ、動画配信をするサイトではその分処理力が多く必要になります。

WordPressの記事をこれだけ多くの人に同時に見せることはほぼ起こりえないですが、バズっている時や炎上している時にはそれだけ同時アクセス数が増えるため、サーバーがダウンしてしまう可能性は十分あります。

たいていのレンタルサーバーはサーバー契約ひとつに対して、2GBから4GBほどのRAMでなんとかまかなっていますが、導入されているドメイン数が多くなって、それぞれは同時アクセス数が50程度しかなくても、200サイトも同じサーバーに入れているとサーバーの処理力が足りなくなって表示速度は当然遅くなります

この場合にはサーバー契約内容をアップグレードして処理力を上げるしか方法はありません。

大量のアクセスをさばくにはキャッシュやCDNが大切

Cacheがあればページの送受信量を節約できる

Cacheとは、動的に生成されるPHPベースのWordpressの記事をできるだけシンプルなHTMLとCSS、Javascriptだけで静的表示できるようにするためのものです。

サーバーキャッシュ、Wordpress本体で設定するキャッシュ、読者の端末に一部保存するブラウザキャッシュなど様々な場所でデータを残し、サーバーそのものの処理力を必要最小限に抑えるものです。

これはそのサイトへのリピーターが多いほどに機能しやすく、何度もサイトを訪れてくれる人が多い場合は、キャッシュがあれば同時アクセス数が多くなってもきちんとさばき切れます

CDNやCloudflareがあればサーバー負荷は減らせる

CDNやCloudflareに登録できていれば、サーバーからの距離が遠い場所に住んでいる人がページを表示する時にも、高速表示できるようになります。

CDNには、更新内容が反映されるのが遅かったり、ハッキングされる恐れがあるなどの欠点もありますが、通常のウェブページを表示するだけで、Wordpressで書かれたブログを配信するだけならそこまで不便になることはありません。

このCDNやCloudflareはサーバーとは離れた場所でコンテンツをユーザーに届けるため、サーバーの負荷が軽くなって、他のユーザーに対する表示速度が改善できるというメリットがあります。

1つのサーバーに1つのドメインにすれば負荷は減らせる

1つのサーバーに1つのドメインだけにする、または、そのサーバーがさばききれる少し余裕のあるドメインだけ入れておくのが無難な解決策です。

全てのドメインをあわせて同時アクセス数600を超えるか超えないかくらいのところで2GBRAMの処理力に値するサーバーが不便なく動いてくれると考えたほうが良いでしょう。

高速化対策をしている場合は、同時アクセス数800から1000ほどまでは対応できますが、急にバズってしまったり、Google砲やSmartnews砲を受けたりするとサーバーが処理しきれなくなる可能性があります。

無理なくサーバーとサイト運営できるように適切な数だけWordpressなどを入れて賢く運用しましょう。

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