パソコンやPS4にも導入できるSSDのおすすめスペックをまとめました。SSD(Solid State Drive)は、動作の軽量化や高速化に活用されるものですが、ここではどんなスペックのSSDを変えばよいかだけまとめています。
結論
SSDを選ぶときには
- 容量256GB以上
- SATA3
- NANDはMLCかTLC(個人向け)
- 耐久性の高いもの
- 価格は1万円から3万円くらい
のものを探すと良いでしょう。
SSDとは
SSD(Solid State Drive)は、USBフラッシュメモリのようにデータを読み書きするもので、円盤ディスクにデータを格納するのではなく、メモリーチップにデータを格納する形式です。磁気ヘッドの駆動がないため、静音で書き込み処理も早いです。
- 静音
- 高速処理
- 発熱が少ない
- 耐衝撃性
- 寿命が長い
- HDDより軽量
- 高コスト
といった特徴があります。HDDよりも小型化されやすいため、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも組み込みやすいとされています。近年はPS4に挿して使うことでロード時間が短縮されるという事で、名前だけでなく実際に使ったことがある、PS4に差し込んだことがある人も多いのではないでしょうか?
NANDフラッシュは3種類ほど
SSDの仕組みの話にもなりますが、NANDの種類に以下の3種類があります。
- SLC
- MLC
- TLC
SLCが最も耐久性がありますので、耐久性の高いものを優先的に選びましょう。いくら高速でも、半年で壊れるようではソフトウェアの揃え直しや再設定で無駄が多すぎます。
SATA2とSATA3の違い
SATAは「Serial ATA」の略で、HDDなどの接続規格のことです。自作PCを触ったことがある方は、内臓の電源交換をするときに抜き差ししたようなプラグみたいな部分のことだと思って間違いないでしょう。
接続プラグの性能が良ければ通信速度も上がり、SATA3は450~600MB/sくらいの実効速度が出てくれるとまぁまぁ不快に感じることなくパソコン操作が可能です。SATA2は、SATA3の半分くらいの性能です。
SSDの一般的なスペック
SSD選びに大切なスペックは
- 容量
- インターフェース
- 読込&書込速度
- 耐久性|平均故障間隔
といったところでしょう。SSDには外付けのものもありますが、デスクトップパソコンに入れる場合は内蔵するタイプのSATAで導入するのが一般的で、USB外付けのSSDはノートパソコンなどで用いられることが多いです。
インターフェースはSATA3で選ぶとして、ゲーミング用のSSDにするならばOSのことも考えて256GB以上、できれば1TB近いSSDを選んだほうが安心感があります。できるだけ新しい製品で、新品を選びましょう。耐久性の関係で中古を選ぶのは基本無しだと考えましょう。
メーカーはCrucial、Sandisk、Transcend、ADATAなどありますが、あなたのパソコンに合うものであれば問題ありません。
例えばAmazonにもあるような
Transcend SSD 1TB 2.5インチ SATA3.0 3D NAND採用 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】TS1TSSD230S
13980円
Transcend SSD 512GB 2.5インチ SATA3.0 3D NAND採用 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS512GSSD230S
8280円
出典:Amazon通常リンク
※リンクはアフィリエイトではありません。
というように、価格もそこまで高額という程ではありません。メーカーによって差がありますが、お金をかけておくべき所でしょう。
SSDの欠点

SSD(Solid State Drive)は、メモリーチップを使用しているため、円盤ディスクのHDDに比べると異常に気づきにくく、突然故障してデータ救出しにくいというデメリットがあります。
交換にもコストが掛かり、簡単にデータ復旧ができないので、日頃からバックアップを取る習慣がない方は運用が大変かもしれません。
また、SSDに入れていたライセンスが絡むソフトウェアなどはそのまま使えなくなって一緒に追加で買い換えないといけなくなる可能性があるため、その分コストが増える可能性があります。
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